医療基本法 の法制化をめざす
患者の権利法をつくる会
わたしたちは、患者の権利を定めた法律の制定をめざし、
その集大成として患者の権利保障を中心に据えた
「医療基本法」の法制化をめざしています
与えられる医療から
参加する医療へ
わたしたち患者の権利法をつくる会では、「医療基本法」について、その具体的な提案を記した『医療基本法要綱案』があります。さらに当会とその他の4団体で、医療基本法に不可欠な7項目をまとめた5団体による「医療基本法 共同骨子」がありますが、医療者側からの提案として、日本医師会が発表した一般には『日本医師会案・最終報告』と呼ばれるものがあります。この頁ではその日本医師会案をご紹介します。
日本医師会による 「医療基本法」の制定に向けた 具体的提言がなされました。
日本医師会は、医事法関係検討委員会答申として「医療基本法」の制定に向けた具体的提言を“最終報告”として平成26年3月に発表し、その後平成28年6月には「医療基本法」が制定された後の医事法制の整備等について諸問題を検討しその結果をまとめました。
このふたつの答申がそれぞれこの次に掲げてあります。
医事法関係検討委員会答申 「医療基本法」の制定に向けた
具体的提言(最終報告)
平成26年3月
日本医師会 医事法関係検討委員会
〖いわゆる、この報告が日本医師会の「医療基本法」の“最終報告”と呼ばれているものです。〗
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あ医事法関係検討委員会答申 医療基本法(仮称)にもとづく医事法制の整備について
平成28年6月
日本医師会 医事法関係検討委員会
※〘この答申は、医療基本法(仮称)が制定された後の医事法制の全体像をどのように再整備すべきであるかを中心的課題とし、医療基本法(仮称)をめぐる医事法制上の諸問題について、主としてその議論の過程を示すことにより、本委員会における検討の到達点を報告したもの。(当答申文より抜粋)〙
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患者が実質的に医療政策過程に参画し、意見が充分に反映されるという法案は、長いこと実現されませんでした。実現すればやっと医療の文明開化の訪れを思わせます。
経済的弱者、難病未認定者などなんびともが泣くことのない本当に人権が守られる医療を受けられる社会システムを確立すべきです。